夏の思い出

梅雨が終わり、暑さが本格的になってセミが鳴きだすこの時期になると、ワクワクする感覚と同時になぜかセンチメンタルな気分になる。

きっと他の時期に比べて、特別な思い出が多いからではないだろうか。


子供の頃の8月といえば、夏休み真っ盛りで毎日プールにいくか友達とゲームをして過ごしていたのを思い出した。

お盆休みには、親戚がみんな集まってワイワイと食事したり遊んだりし、8月最終週には毎回決まって夏休みの宿題に追われていた。


今思えばたわいも無いありきたりな過ごし方だと感じるが、あの頃は毎日が刺激的でキラキラというよりギラギラしていた。


で、つい先日そんなギラギラした感覚を少し思い出させてくれた機会があった。

日本三大花火大会の一つ、新潟の長岡花火大会だ。


花火大会を見にいく事自体おそらく10年ぶりくらいで、それもこじんまりとした規模のところしか見たことがなかったので、どれだけ凄いのか全く想像がつかなかった。


地獄の灼熱耐久戦

今回座ったエリアがシート席という場所で、各々シートを持ち寄り好きなように飲み食いしながら自由に過ごせるという場所だった。

しかし反対に、場所が決まっているわけでは無いので早めに現地に行かなければ、窮屈な思いをするハメになるという恐ろしいエリアでもあったのだ。


当日、花火大会開始の5時間前(午後2時)に家を出発し、午後3時に真夏の太陽が照りつける中、より良い場所取りをしようと並ぶ人達の列に並んだ。

午後4時前、ようやく場所を確保したところで、喉が渇き近くの酒屋にお酒を買いに、、、

よく冷えたビールと酎ハイ、唐揚げを購入。(出店より遥かに安くお得だった。)


冷えたビールに一時は救済されたが、それも束の間、灼熱の太陽に照らされエネルギーを吸い取られるようにしてシートの上に倒れ込んだ。あ、暑い、、、


午後5時ごろ、時間的にはそろそろ涼しくなるかなと期待していたのだが、、

甘かった、、

西日が暑い、というか刺すようで痛い💦

助けを求めるように残っていた酎ハイを開けるも、、、、ヌルい、、、


午後6時ごろようやく気温が下がり、周りに人が段々と増えてきたところで軽食。

おにぎりととうもろこしを食べたのだが、やはり極限状態でのご飯はうまく感じた。笑


全身で感じるイルミネーション

初めてあんなにバカでかい花火を見た。

美しさや大迫力という次元を超えていて、まるで宇宙空間に吸い込まれたような感覚を得た。

周りに人がいることを忘れ、目の前いっぱいに広がる光の礫が浮遊感を感じさせ、現実から肉体と魂を解き放ってくれるような感じだった。


思わず声が出てしまい、終始「わー」しかいえなかった。

灼熱の中頑張って待ち続けた甲斐があった。元は十分取れた。


まぁ言葉で表現するのは限界があるのでその時撮った写真を載せます。

ものすごいのは花火だけじゃなかった!?

まぁこれだけ大きな規模のイベントだから、そりゃまぁ人の数もすごかったよね😅

終わる数十分前くらいから、結構チラホラ帰宅する人たちが目立っていたのだけども、

確かに人の数が多すぎてそれには同感だった。


花火大会が終わり、多少の不安感を抱きながら長岡駅方面に帰ってみると、、、

どっひゃーーー!! やっぱり凄い人だ!! こんなの初めて見た💦

この方生まれて初めてあんなに大勢の人を目の前で見た。いっその事、ここにいる人全員が一斉にデモでも起こせば日本の税金下げれるんじゃないか!笑 ってくらいやばかった。

でもその割に一回も止まる事なく帰りの電車に乗ることができた。

誘導する人たちが優秀すぎて感動! そこはさすがだと思った。

まぁとりあえずこれも含めていい思い出だったかな。


あとは後日談だけど、また長岡駅に行くことがあった時に花火の模型を見つけたので、せっかくだしと思い写真を撮っておきました。

こんなもんよく600mも上空に打ち上げるよなぁ〜

一歩間違えたらただの爆弾だもんな💦 花火師の人たちお疲れ様でした。そしてありがとう。


以上、久しぶりに濃く刻まれた夏の思い出でした。

edamame & chikuwa

家庭菜園したり歌ったりしています。ここでは普段の活動以外にも、プライベートでの出来事などもブログで投稿しています。

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