土壌の酸性度(pH)

酸性度とは

酸としての強さの程度を示す値で、pH(水素イオン指数)で表される。

『0(酸性)〜7(中性)〜14(アルカリ性)』


酸性、またはアルカリ性が強い土壌の影響

酸性が強い土壌では、野菜の根が痛みリン酸を吸収しにくくなる。

アルカリ性が強い土壌では、ミネラルの吸収が妨げられ野菜の育ちが悪くなり病気も出やすくなる。


酸性になる理由

雨が降ると土中のアルカリ分(石灰分)が流される。

雨自体が酸性である。

無機物を原料にした化成肥料の多くが酸性である。

植物そのものも土壌を酸性化する。

⬇︎

作物を育てると必然的に土壌は酸性に傾いてくる


酸性度の調整

酸性土壌をアルカリ性にするには、貝化石が原料の有機石灰などの石灰資材(アルカリ性資材)を土に入れる。


アルカリ性土壌を酸性にするには、ピートモスなどの改良用土や硫安などの肥料を土に入れる。またイネ科植物は、土壌中の栄養分をたくさん吸収してくれるため、アルカリ性に傾いた土壌をリセットしてくれる。(例とうもろこしなど)

edamame & chikuwa

家庭菜園したり歌ったりしています。ここでは普段の活動以外にも、プライベートでの出来事などもブログで投稿しています。

0コメント

  • 1000 / 1000