最近暖かい日が増えてきて、ようやっと春を迎えたと確信が持てるようになってきました。
その証拠にこちらをどうぞ。
家の近くの桜の木でございます。 綺麗でしょ✨
もう少し気候が安定してくれていたら、ゆっくり花見でもしたいんですけど、、、
まぁ春というのはそういうものですよね。
卒業したと思ったら今度は入学、移り変わりでいえば我々も同じですもんね。
で、ここから少し話は逸れるんですけども、今回のテーマは「年度」です。
ここ数年コロナの影響で、義務教育とかのカリキュラムがずれ込んで、海外では年度をずらすなど調整がされていました。そんなニュースを見ていた時に、ずっと感じていた違和感というか疑問が一つありまして、、、
何で日本って4月開始の年度なのだろう? と
でちょっと調べてみました。
4月開始の年度は明治19年から導入された
今の年度のスタイルになったのは1886年のことらしく、それまではちゃんとした年度の区切りは決められていなかったそうです。
というより何度も「始まりの月を変えては変更」の試行錯誤の末に辿り着いたそうです。
それにはいろいろな理由があったそうですが、大きく二つの説が有力で
①農業国ならではの納税のため
江戸時代は米による税金(年貢)の納付だったが、明治期から現金による納付が原則となったため、米を収穫してからの現金化、その後の納税するまでの期間を設ける必要があった。
最終的に、余裕を持って納税を終えられる4月始まりに落ち着いたのだろうという説です。
②財政赤字を解消するため
明治初期、西欧文明に追いつくべく富国強兵に多くの予算を投入していたため、大きな赤字財政へと転落する危機に直面していた。
さらに当時の大蔵卿だった松方正義が、自分の任期中に赤字となることを避けたいという理由で、次年度から3ヶ月分の歳入を強引に繰り上げ、無理やり赤字を解消しました。
さらにその皺寄せで歳入が少ない次年度を3ヶ月短くした9ヶ月にした結果、それまでの7月開始だった年度が4月開始の年度に変わったのだろうという説です。
こうやってみてみると、昔から政府の都合のいいように規則や決まり事って書き換えられてきたのだなぁと感じました。
仲良しこよしで平和に暮らせれば一番ですが、異を唱えることも現代人には必要になってきているのかもしれませんね。
0コメント